クトゥルフの呼び鈴

CALL BELL of CTHULHU

クトゥルフ神話TRPG、ルールブック買いました。

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ちょっと前のことなんですけど、クトゥルフ神話TRPGのルールブックを買いました。その時は、スマホゲームばかりやりたがる中学生の息子に、何か別の楽しみが与えられないものかと考えて、なんとなくテーブルトークロールプレイングのことを思い出したんですよね。ひとりで画面とにらめっこするんじゃなく、想像力とコミュニケーション力を磨けると思いましたし。

 

クトゥルフ神話TRPGのことを初めて知ったのは、僕が中学生の頃だったと思いますが、主にシミュレーションゲーム(アナログのね)をテーマにしていた「タクテクス」という雑誌がありました。ホビージャパンから出版されていて、付録でミニゲームなんかがついていたりして、楽しい雑誌でした。当時僕は友人たちとD&D(ダンジョンズ&ドラゴンズ。TRPGの草分け的存在)をやっていたりしました。ちょうどロードス島戦記コンプティーク誌上で連載されていた影響だったと思います。そんな頃、全く新しいTRPGが日本上陸ということで『クトゥルフの呼び声』がタクテクス誌上で紹介されていました。それがクトゥルフという面妖な名を目にした最初でした。今回購入したルールブックの帯に、日本上陸30周年とあり、そうだったそうだったと記憶を新たにしました。

 

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クトゥルフをはじめとする奇妙で恐ろしい神々やモンスターの姿は、剣と魔法の世界に出てくるドラゴンやトロールとは全く違う魅力があり、なにかこう、心の奥底に棘のように引っかかるものがありました。でも当時の僕も御多分に漏れず、少年ジャンプ全盛期、強さこそ全て!の中二病に見事に感染していたので、TRPGとしてのクトゥルフを考えると、プレイヤーは普通の人間、敵は圧倒的に強いというか、そもそも人智を超えた理解不能な存在で、プレイヤーはすぐ発狂しちゃうという設定は、全然心に響かなかったのです。

 

それから幾星霜。いろいろ経験を経た中年のおっさんとしては、この設定は逆に魅力的に写るようになって来ました。現実世界ではD&Dのように英雄的な戦士や魔法使いにはなれない。理不尽で抗い難い力と戦っていかなきゃならないんです。でも、クトゥルフが降臨する世界ほどには理不尽じゃないよね?っていうのと、中学生の時は本当に嫌いだったホラーを楽しめるようになってきたという心境の変化。高校生くらいの頃にすぐに投げ出してしまったラヴクラフトの小説も、久々に読んでみたら、ちゃんと最後まで読めるし、なかなか面白かったです。

 

そうは言っても、クトゥルフ神話TRPGを実際に始めるのはなかなか難しそうです。いま、いろいろ調べてはいるのですが。そもそもルールブックが読みにくい! これ自体がネクロノミコンなんじゃないかと思うくらいです。(さすがに発狂はしませんが)ネットで得られる情報も、なんというか指輪物語で云えばガンダルフとかアラゴルンみたいにレベルの高い人が書いていたりして、なんというか旅立ったばかりのフロドのような、初心者の立場からの情報がほとんどない気がします。

 

なので、このブログはクトゥルフ神話TRPGについて、熟練したキーパー的な立場からではなく、初心者プレイヤーの気持ちで(事実そうなのですが)、いろいろ情報を探る過程を楽しみつつ、ゆっくりと綴っていこうと思って始めることにしました。当面の目標は息子を相手にキーパーがやれるようになることです。

 

小説、漫画、映画など、ラヴクラフト他、クトゥルフ神話を扱った作品についても書くことがあるかもしれません。

 

というわけで、今後とも宜しくお願いします。